いつものように出社して、仕事を始めると
あれ?
なんか今日は仕事に集中できないな?
という日もありますよね。
でも、そういう時に集中しようとしても逆効果です。
- 無理やり集中しようとする↓
- 「集中するぞ!」という雑念生まれる↓
- 集中できなくなる↓
- 以下ループ
という悪循環につながってしまいます。
いっそのこと
仕事に集中できないときは、
仕事に集中しない方が良いです。
この理由について解説していきます。
そもそも人間は、集中力が続かない生き物。集中できないのが当たり前!
そもそもですが、集中力は約45分しか続かないとされています。
これには研究に基づいたデータがあります↓
この曲線は「集中力曲線」といって、集中力が持続する時間を表した図です。
図を見ると、集中し始めてから約45分で集中力はほとんどなくなってしまいます。
長く続く人の場合でも、120分です。
集中できてる!と感じても、その集中力の限界は45分というわけです。
今日は集中力がない!と感じているのも、別に今日に限ったことではなく、「いつも集中できているわけではない」という事です。
集中できたとしても生産性が高い時間は決まっている
仮に集中できていたとしても、生産性が高い時間は決まっています。
これも研究に基づいたデータがあります。↓
この曲線は「生産性曲線」といって、人間の能力が向上する時間を表した図です。
生産性が向上する時間は1日に2回しかない(午前11時と午後3時)とされています。
(朝集中できる!と感じるのは、集中できているように感じているだけらしいです。)
なので、集中できている時間に効率よく働けているかというと、そうではないという事になります。
生産性が高い時間に集中力を高めた方がお得。集中できないなら諦めよう!
つまり、上記の「集中力曲線」と「生産性曲線」をまとめると、
午前11時と午後3時に合わせて集中力を高めるべき
という事になります。
実際、集中力がないときに仕事をしてもあまり仕事は進みません。
便利なことに、生産性が向上する時間が11時と15時にあるので、そこに合わせて集中すれば一番効率よく働くことができます。
つまり一番効率よく働くためには、11時と15時に照準を合わせることが大切です。
そのために
11時と15時にやるべきことを、細かくタスク分けする
ということが重要です。
- 先にやるべきことをリストアップする
- 細かくタスクを分ける
- 11時と15時にそれを消化していく形で働く
これができれば、最高に合理的に仕事に取り組むことができます。
逆に言えば、それ以外の時間は集中できなくてもいいんです。
集中できるときにしっかり働いて、それ以外は適度に休む。
それが大事ですよ。
集中力が続かなくても仕事はしないといけない。⇒対処法
とはいっても、集中できなくても仕事はやらなくちゃいけません。
というときの対処法をご紹介します。
仕事の優先順位をつける
仕事には優先順位をつけてください。
- その日までに終わらせないといけない仕事
- 明日までが締め切りの仕事
- 今週いっぱいまでが納期の仕事
様々な仕事があると思います。
今日までに終わらせないといけない仕事がある場合は、時間を逆算して作業の順番も決めましょう。
そうすることで自分のタスクが明確になり、
- 自分がやるべき仕事を
- どのように取り組んで
- いつまでに終わらせることができるか
が分かってきます。
これが分かれば、もう仕事脳になって「集中力がないよ~!」なんてことにはならないはずです。
休憩する、仮眠をとる
一旦休んで気持ちをリフレッシュさせるのも有効です。
仕事が集中できないほど集中力が切れているのは
- 睡眠不足
- 運動不足
- 雑念がある
などが原因です。
これらが原因の場合は、気持ちのリフレッシュさせることが効果的です。
一旦コンビニにいったり、20分ほど仮眠をとったりして気持ちをリフレッシュさせてください。
また、永遠にウトウトしている状態なのであれば、逆に寝た方が時間を無駄にしなくて済みます。
気持ちをリフレッシュさせることができれば、仕事に打ち込む元気も出て、スッキリ仕事に取り組むことができるでしょう。
ゲームやTwitterなど、気になっていることを全てやりつくす
集中力がなさ過ぎて
という方も、もしかしたらいるかもしれません。
そういうときは、先に気になっていることを全てやりつくしましょう。
例えば、
- スマホゲームのガチャを引く
- Twitterでつぶやく
- YouTubeを見る
などです。
集中力が欠けている原因となっているものを先に片付けましょう。
全てやりつくせば、残っているものは仕事だけ。
さあ頑張って Let’s 仕事!です。(地獄)
まとめ:集中力は続かないのが普通。集中できるときに効率良く作業しよう!
というあなた、人間は集中が続かない生き物なんです。
(集中力の持続時間は約45分)
また、集中できたとしても生産性が上がる時間は決まっています。
(生産性が上がる時間は11時と15時)
つまり、集中できなくても問題はないです。
重要なのは、11時と15時に集中できるように計画を練ること。
そのためには、
- 先にやるべきことをリストアップする
- 細かくタスクを分ける
- 11時と15時にそれを消化していく形で働く
を意識して計画を立てるといいでしょう。
また、どう頑張っても集中できない!という方は
- 仕事の優先順位をつける
- 仮眠をとる
- 気になるものをやりつくす
という方法が有効です。