転職活動って、
働きながらした方が良いのか
仕事を辞めてからした方が良いのか
どっちか悩みますよね。
先に結論からいうと、
・働きながら転職
⇒転職活動と仕事を両立できればOK
・辞めてから転職
⇒辞めた理由をしっかり説明できればOK
です。
ちなみに僕は20代で転職活動を2回経験しています。
そのうち1回は仕事を辞めてから、もう1回は働きながら転職活動をしました。
この経験をもとに、本記事では、
- それぞれのメリットとデメリット
- 転職を成功させるコツ
について解説していきます。
・辞めてから転職活動するのか
・働きながら転職活動するのか
どっちか迷っている人は是非参考にしてみてください!
1.仕事を辞めてから転職活動は不利?
①選考で不利になることはない
仕事を辞めてから1回、働きながら1回転職活動をした僕の経験では、選考で不利になることはありません。
ただ、仕事を辞めてから転職活動をする場合は、「なぜ辞めてから転職活動をしているのか」を聞かれることがあります。
その理由を聞かれたときに
というネガティブな受け答えをすると、完全に不利になってしまいます。
例え理由が本当だとしても、ネガティブな理由を言ってしまうのはNG。
できるだけポジティブで、面接官が納得できる理由を用意しておくことが大事です。
- ブランク(空白期間)の間何をしていたのか
- その活動は仕事でどのように活かせるのか
をいえるようになっていれば安心でしょう。
このブランクの間の経験は、確実に必要なものだった
ということを伝えることが重要です。
②ブランクが長すぎる場合は注意
ブランク(空白期間)が長すぎる場合は注意が必要です。
ブランクが長いと「働く意欲がないのではないか」と思われてしまいます。
転職活動は、多くの人は3か月以内で終わらせます。
転職活動がうまくいかずに
という方もいますので、3か月を超えるようならば対策を考えるべきでしょう。
③むしろ転職活動に集中できて有利なことも
転職活動は情報量が超大事です。
中途採用は「書類選考→面接2~3回→内定」と選考フローが短いです。
そのため、1回1回の選考がかなり重要。
準備に時間をかけることができる「辞めてからの人」はその分有利なんです。
- 企業の情報収集
- 職務経歴書の作成
- 面接対策
など、転職活動はやることがたくさんあります。
転職活動に集中できるのは、かなりの利点でしょう。
2.逆に仕事を続けながらの転職活動は有利?
①働きながらの方が無難ではある
もちろん、働きながら転職活動を行う方が無難です。
それは「働く意欲をくみ取ってもらえる」から。
やはりブランクがあるのとないのとでは、ない人の方が印象が良いです。
余裕がある人は、働きながら転職活動を行う方が安心です。
②仕事と転職活動の両立はストレスがやばい
しかし僕の経験上、仕事と転職活動の両立はかなりのストレスです。
- 面接の日程調整が大変
- 仕事が忙しいと転職どころではない
- 職場に嘘をつくと罪悪感
仕事をしていれば面接の時間は基本的に定時以降。
そのため残業が多い人は、面接の日程調整がめちゃくちゃ大変です。
また、仕事が忙しいと転職活動に時間を割くのも大変です。
前述したように、転職活動は情報量が大事。
しっかり準備を行えないと、逆に不利になってしまいます。
場合によっては、面接の時間を確保するために、職場に嘘をつくことがあるかもしれません。
そうなった場合は、職場への罪悪感なども生じるので、その辺もストレスになってきます。
③「即採用」の会社では不利
中途採用では、「特定のポジションに空きがでてしまったから募集をかける」ということがほとんどです。
そのため「すぐに採用したい」という会社も結構多いです。
働きながらだと、退職するまでにどうしても1~2か月程かかってしまいます。
そのため、すぐに入社できる人の方が優先的に採用されます。
「急募」と書いてある求人を見つけたら、その求人は諦めた方が良いでしょう。
3.仕事を辞めてから転職活動をするメリット・デメリット
- 転職活動の準備がしっかりできる
- スケジュールを柔軟に対応することができる
- 失業保険がもらえる
- 転職活動のペースは自分次第
- 転職活動の長期化⇒金銭的不安
①転職活動の準備がしっかりできる
なんども繰り返しますが、転職活動は情報量がめちゃくちゃ大事。
転職活動の準備に時間をかけられるのはかなり大きなメリットです。
辞めてから転職活動をしようと思っている方は、
- HPで企業の体質を知る
- 企業の口コミサイトで評判を確認
- 自己分析
- 職務経歴書を作成する
といったことに力を入れるといいでしょう。
②スケジュールを柔軟に対応することができる
仕事をしていない分、スケジュール管理がしやすいです。
転職活動は短期戦。
複数の企業をほぼ同時に日程調整をすることも多々あります。
そのため、日程調整を比較的楽にすることができます。
また、時間的余裕もあるので、
- 自分の将来について考える
- 複数企業をしっかり比較する
といったことに時間をかけることができるのもメリットの1つですね。
③失業保険がもらえる
会社を辞めた場合、ハローワークで手続きをすれば失業保険をもらうことができます。
簡単に言えば失業保険とは、会社を退職して次の仕事が見つかるまでの間、国から失業手当が給付される制度です。
失業中の生活維持のため、再就職活動をしやすくするためにもらっておくと便利です。
しかし失業保険をもらうのには条件があります。
自己都合退社の場合は、待機期間(3か月)が終わらないと受給することができません。
失業保険を満額もらうためだけに空白期間を長引かせるのは得策ではないです。
そのため、「長い期間をかけないと習得できないスキル」を学びたい人などは、失業保険の手続きをするのがおすすめです。
④転職活動の長期化⇒金銭的不安
仕事を辞めると収入がなくなってしまいます。
転職活動を始めてから終わるまで、一般的には約3か月かかります。
3か月分の生活費や、転職活動にかかる費用を貯金しておかないと、金銭的に厳しいです。
ブランクも長くなってしまうので、精神的な焦りも生じてしまいます。
そのため、
と強引に転職活動を行ってしまうと、ミスマッチが起こってしまいます。
転職を成功させるためにも、焦りは禁物。
転職活動が長引かないように、対策をしっかりとっておくことが必要です。
4.仕事を辞めずに転職活動するメリット・デメリット
- ブランクが生まれない
- 資金面の不安がない
- 転職活動に集中できない
- 転職活動の長期化⇒精神的不安
①ブランクが生まれない
ブランク(空白期間)が生まれないのは、大きなメリットです。
やはり
・ブランクが長い人
・ブランクがない人
を比べたとき、有利なのはブランクがない人です。
ブランクがない=働く意欲がある
と企業側からくみ取ってもらえるため、その分有利に進めることができるでしょう。
②金銭面の不安がない
金銭面の不安が全くないのはメリットですね。
転職活動は一般的に約3か月ほどで終わる人が多いです。
その3か月の間収入がないと焦りが生じてくる可能性もあります。
1回の費用は少なくても、3か月も続けばそれなりの金額になってしまいます。
収入があるのとないのとでは、心の余裕が全然違ってきます。
③転職活動に集中できない
働きながら転職活動を行うということは、
「普段働いている時間」に加えて「転職活動を行う時間」がプラスされる
ということ。
終業後の時間だけだと転職活動はしっかり行えないので、休日の時間も使うことになるでしょう。
そうなると、仕事の疲れをいやすことができなくなり、ストレスの負荷がかなり大きくなってきます。
また、企業との日程調整も難しいため、転職活動にも時間がかかってしまいます。
働きながら転職活動をする予定の人は覚悟を決めておいた方が良いでしょう。
④転職活動の長期化⇒精神的不安
仕事と転職活動の両立はかなりストレスがかかります。
そのため転職活動の長期化は、精神的ダメージが大きいです。
そうなってしまうと、
仕事にも転職活動にも身が入らなくなる
といった悪循環につながりかねません。
5.転職活動を成功させるコツ
・仕事を辞める人
⇒退職理由をはっきり&貯金をしておく
・働きながらの人
⇒ストレスに耐える環境作り
・両方に共通
⇒転職エージェントを利用する
①仕事を辞める人:退職理由をはっきり&貯金をしておく
仕事を辞めることでネックになってくるのが、
・ブランクの期間何をしていたのか
・収入がない分をどうするのか
です。
そのため、
- 面接官が納得する退職理由を考えること
- 貯金をしておくこと
がかなり大事です。
②働きながらの人:ストレスに耐える環境作り
働きながら転職活動をすることでネックになってくるのが、
・仕事と転職活動の両立からくるストレス
です。
そのため、
- ストレスに耐える環境づくり
が超大事です。
これは人によって違うからなぁ。
僕は「転職活動を全くしない日」を作っていたよ。
③両方に共通:転職エージェントを利用する
結局、仕事を辞めるにしても働きながらやるにしても、効率よく転職活動をやっていくことは非常に大事です。
効率よく転職活動を行っていけないと転職活動が長期化してしまいます。
その結果、
- 仕事を辞めた人⇒ブランクが長引く、金銭的にも余裕がなくなる
- 働きながらの人⇒両立のストレスが肥大化する
と、転職失敗してしまうリスクも大きくなってしまいます。
そこで利用してほしいのが、転職エージェント。
転職エージェントは
- 転職の相談
- 非公開求人の紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策
- 企業との日程調整
- 年収交渉
を全て無料で行ってくれます。
やっぱり1人でやるのと、転職のプロ(転職エージェント)の力を借りて行うのとでは、天と地の差があります。
僕自身、転職エージェントを利用して、希望の企業に3週間で内定をもらうことができました。
また、強引に転職活動を進めてくることはなく、1人1人に合わせたペースで転職活動を進めてくれるので安心です。
まだ迷っているの人も相談だけしてみることはおすすめします。
\不安な人は是非/
6.まとめ:自分に合った転職活動を行って転職成功させよう!
僕自身、
・仕事を辞めての転職活動
・働きながら転職活動
の両方を経験してきましたが、どっちも不利有利に大差はありません。
重要なのは、
自分にあった選択をすること。
です。
無理のない転職活動を行うのが1番です。
また
・貯金がない
・ブランクが空いてしまうのが怖い
・仕事と両立できるか不安
という方は転職エージェントに相談することも視野に入れた方が良いでしょう。
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